皇居のお堀に沿って歩き続けると
柳の井という看板を見つけました。
旱魃にも枯れる事のなかった名水。
道を挟んで桜の井もあったとの事。
道は緩やかな下り坂。
涼やかな風がお堀から吹いていて
日差しは強いのですがとても気持ちが良いです。
国会議事堂を後にして
警視庁を通り過ぎました。
皇居を中心に日本の中枢の機関が並びます。
見慣れてはおりますが、やはりこの辺りだけは
空気が違うように感じます。
桜田門まで来ればこっちのもの（笑）
外桜田門、そして桜田門も元気に通り抜ける
主人です。2月に脊柱管狭窄の手術をするまで
歩く事もままならなかったのが嘘のようです。
歩けるってありがたい事だとこの散歩で
何度も口にしておりました。
桜田門を見上げてみました。
桜田門を抜けると皇居。
昨年、沢山の人が集まって陛下のお祝いを
したのでした。
今の状況を思うと複雑な気持ちになります。
丸の内のビル群も見えてきました。
こちらの堀を通り過ぎれば、東京駅は
もう少し。
白鳥が一羽ゆったりと身繕いをしつつ
泳いでおります。
さてここから右手の方に向かっていくと
遠くに見えてきました、東京駅。
見えてきたら、俄然元気が出てきました。
ぐんぐんと東京駅が近くなってきます！
うわぁ、とうとうやりました！
東京駅へGO！！
私達にとっては大冒険でしたが…
昔の人達は、まずは歩く事が移動手段。
しかもわらじを履いて、長い道のりをただ歩く。
籠があったとしても籠かきも徒歩。
江戸城にお勤めに向かった武士達も、屋敷から
移動は徒歩が多かったはず。
しかも天気の良い時ばかりではない…
一日に1万歩歩くと身体に良いとさかんに
言われておりましたが…
今のような交通機関が整備される以前
いったい人はどのくらい歩いていたのか…
色々な事を思いつつ帰路についたのでした。
とりあえず東京駅迄GOはやり遂げました（笑）
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