旅行の最終日はあいにくの雨でしたが…
雨の中尊寺を参拝しました。
奈良ひとり旅の時に始めたご朱印帳を忘れてしまい
ちょっと落ち込んでいたのですが…
令和になって初めて頂くご朱印です。
中尊寺の御朱印帳を新たに購入。
なんとカバー付き
とても趣きがあります。
忘れてきて良かったかも…(笑)
令和になって初のご朱印がこちらです。
中尊寺の有難いご朱印。
中尊寺を詠んだ芭蕉の有名な句碑
雨がふりそそぐ中尊寺は芭蕉の俳句と
重なりとても風情がありました。
次に向かったのが松島
やはり雨にけむった松島です。
松島のシンボルとも言える五大堂
五大堂の透かし橋
下に海が見えてスリリングです。
月見御殿とも呼ばれる歴史藩主の
お休みどころだった観瀾亭にも行きました。
観瀾亭の素晴らしい障壁画です
はいもちろん伊達政宗の菩提寺である
瑞巌寺にも参りました。
瑞巌寺の本堂までたくさんあった杉の木ですが…
震災の塩害で多くが伐採。
これは伐採された杉の木です。
本堂まで続いていた杉の木々がなくなって
すっかり様子が変わりました。
でも奇跡的に本堂の被害は少なく
現在も震災前の状態で拝観出来るのは
有難いことです。
瑞巌寺の岩窟ですが…
震災前の様子を良くご存知の観光客の方達が
やはり以前とはちょっと違うと話されているのが
耳に入りました。
大きな被害を受けながらも、
観光客を迎い入れている松島の皆さまに
頭の下がる思いがしました。
最後の観光が松島湾の遊覧巡り。
この遊覧巡りで見た小さな島々が
防波堤となり松島の町を守り、瑞巌寺の被害も
最小限に抑えました。
遊覧船の最終目的地塩釜港でも
津波が何処まできて、どの建物を襲ったか
ツアーガイドさんが話して下さいました。
仙台空港までの道すがら
今は一見するとほぼ復興しているように見えるけれど
まだまだ道半ばであるとも語って下さいました。
空港までのハイウェイが津波を防ぐ役割を
果たしたとの事。
震災のがれきの処分が兎に角大変だった事。
そして未だ仮設住宅に住んでいらっしゃる
大勢の方々。
大切な方達をなくした方達。
年月が流れても、震災前に戻ることはできません。
ツアーコンダクターの方は
震災の日、仕事で九州にいらしていて
テレビで飛行場においてきた自分の車が
流されていくのを見たとおっしゃってました。
でも生きていられてよかったと…
震災後に仙台に来る機会は今回まで
ありませんでした。
今回仙台を訪れる事が出来て本当に色々な事を
考えさせられました。
さあ、帰路です!
新幹線に乗り込む前に購入した駅弁
とっても美味しかった!
こちらは東北限定仕様のビール
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