2021年12月


1年の締めくくりの大晦日の今日
今年は何冊の本と出会う事が出来たのだろうかと読書ノートを開いてみました。
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数えてみれば50冊!
だいたい1週間に一冊。
これが多いのか少ないのかはわかりませんが、
コロナ禍になって読書する時間が増えたのは確かです。

ただ、かなりの近眼の上に老眼も加わり
若い頃のように本を読むのが容易ではなくなっております。

出来るだけ永く本を読み続けられたら良いのですが…

正直内容や結末を覚えているかと尋ねられたら、答えに窮してしまいますが…(笑)

この50冊の中で印象深かった本は…?
と問われたらどの本をあげましょう。

まず、一冊目は
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平野啓一郎さんの「本心」
近未来の日本、格差がひろがり、閉塞感が溢れて、将来に希望を見出せない世界。
現実世界と仮想世界の境が曖昧で、まるで
数年後の世界を見ているようで、読んでいて
不安になってしまったのですが…
最終章で、主人公の歩む先に希望が見えてホッとして本を読み終えました。
その時の自分の気持ちがいまだにはっきり思い出せるくらいインパクトのあった本です。

2冊目は
大好きな作家、辻村深月さんの
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「琥珀の夏」
辻村さんの著作はどれも忘れ難くて、とくに
「鏡の弧城」や「東京会館とわたし」は大好きな作品。

こちらの作品も辛い題材ではあるものの
登場人物に優しく寄り添う辻村さんを感じ
作品を読み終える事ができました。
この作品も忘れ難いものとなりました。

3冊目は
カズオ、イシグロさんの
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「クララとお日さま」
実は、イシグロさんの本は初めて読んだのですが…
シンプルで淡白な語り口でありながら、
人のありように深く切り込んでくる。
エンディングが印象深くいつまでもクララの事を考えおりました。

長くなってしまうので、3冊だけのお話しになってしまいましたが…
来年も沢山の素晴らしい本に出会う為に読書を続けていきたいと思います。

今朝の読売新聞の編集手帳に
99歳で亡くなられた瀬戸内寂聴さんの
人生案内のコメントが載っておりました。
ご覧になった方も沢山いらっしゃると思いますが…

「愚かで、ずるくて…だから、人間は、かわいくて、なつかしくて、体をよせたくなる」

来年こそは親しい人、大好きな人と体や気持ちをよせられる年となりますように!

年初めは寂聴さんのご本から読み始めようかと
思ったのでした!

今年最後のブログとなりました。
今年一年、拙いブログにお付き合い下さり本当にありがとうございました。

皆様、どうぞ良い年をお迎えください。


クリスマスも終わり、いよいよ新年に向けての準備が本格化する時期。

お飾りもクリスマスからお正月に飾り替えです。

今年のお飾りはこちら。
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実はもともとは
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こちらに手持ちのクリスマスのオーナメントを加えて飾り、一月以上我が家の玄関を華やいだ雰囲気にしてくれました。

クリスマスが終わり、これでリースとさよならというのはもったいない…
お正月風にアレンジしてもう一働きしてもらおうと思ったのでした。

こちらのお正月のオーナメントも手持ちのもの。
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クリスマスリースが立派なお正月リースに変身。
上手く変身させる事が出来たと我ながら大満足。

さて新年に向けての準備はこれからが本番。
とは言ってもそんな派手な事は致しませんが(笑)
孫たちが増えて年々賑やかなお正月になってきた事は確かです。

コロナ禍の制約はあるものの、ブログをご覧の皆様も素敵な新年をお迎えくださいますように!





19日の日曜日の夕方。
置いてあるものを取ろうとベランダに出た時
見事な月が目に入りました。

最近空を頻繁に眺めるようになった話しはたびたびしておりますが…

今日は、空模様を全く意識していなかったので
「今日の私を見なさい」と月が呼んでくれたような気がしました。

早速、以前からお話ししている空の様子をやり取りしている友人に写真を送ると
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今日は今年最後の満月で
コールドムーン、日本では寒月と
呼ぶのだと返信がきました。

今年を振り返り、総括するための満月。
良かった出来事には感謝し
違ったら手放す!
来年の運気に向けてデトックスをしようと思うと…。

さすが、空、月、お日様に詳しい友人。

やはり、この日の月はただものではありませんでした(笑)。

友人の返信を読みながら、思ったのはクリスマスが出産予定日の次男のお嫁ちゃんの事です。

科学的な根拠があるかどうかはわかりませんが、月の満ち欠けが出産にも関係していると良く言われております。

初産ですが、ひょっとしたら予定日よりも早まるかもしれないと…。

そして2日後の21日の早朝
次男夫婦に長男が生まれました。
予定日より4日早い誕生です。

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やはり私はコールドムーンに呼ばれたのですね!
赤ちゃんがもうすぐ誕生するよと…

コールドムーンありがとう!
無事赤ちゃんが誕生しました。







はるか昔(笑)、学生時代の英語の先生が英語の上達を望むのならば場数を踏むのが1番。
例えば外国人向けのはとバスツアーに参加をするとか…とよく話させれていたのですが…

ゆうゆう世代になって、はまった文楽。
その文楽にも外国人むけの文楽教室があります。
これは文楽を知るばかりでなく、英語の勉強にもなります。
ハードルは上がりますが、好奇心だけは旺盛のわたくし。
観賞致しました。

まさに先生のおっしゃっていたはとバス効果。
全身を耳にして英語の説明を聞きました。
あゝ、理解できたかどうかは聞かないでくださいませ(笑)
でも、とても刺激になったのは確か。

今月上演された外国人向けの文楽の演目は、新版歌祭文、野崎村の段。
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配られたパンフレットも英語版。
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ちょっと驚いたのは、この日いつもより劇場にいる年齢層がとても若かったのです!
普段は、ゆうゆう世代かそれ以上の熟年世代が大多数。

外国人の方達を連れてきている日本人の学生さんが沢山いらっしゃいました。

文楽を通して日本の文化を知ってもらいたいと思ったのでしょう。
流暢な英語で文楽の説明をされていました。

うーむ、頼もしい‼︎

観賞教室に足を運んだ若い皆様…
そして外国人の方達…
文楽に興味を持ち好きになって欲しい!
これこそが文楽が次世代へと繋がる道でございます!













今年、本当にお久しぶりにゆうゆうの撮影がありコロナ禍ですっかりご無沙汰していたフルメイクをしてテンションが上がったお話しを致しました。

でも相変わらずのマスク生活…
やはりメイクは簡略化の傾向が続いておりました(笑)。

感染者数がグッと減り、デパートの化粧品売り場でも少しずつですが前の状況に戻ってきております。

そして、先日行きつけのデパートの化粧品売り場でメイクアップアーチストさんにフルメイクをして頂くラッキーなチャンスがありました!

くすみのあるところは、濃い色のコンシーラーを使い、明るいコンシーラーで立体感を出す。
アイシャドウ、マスカラ、アイブロウマスカラの効果的な使い方もしっかり教えて頂きました。

新年を迎えるにあたり、化粧品もリニューアルしました!
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大人の肌に必至の艶感と潤いを重視したファンデーションをセレクト。
口紅も乾燥しがちな今の時期にピッタリのものを選びました。
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アイシャドウ、頬紅、コンシーラーの使い方をしっかりと書いて頂きました。

プロのメークアップアーチストさんにして頂いたメイク。
やはり、全く違います。

帰宅して、主人に
“ねぇ、見て見て、いつもと全然違うでしょう!”
と尋ねたのですが…
“うーむ、いつもと変わらない”という返答。

あゝ、聞く相手を間違えました(笑)!
でもです。

鏡に映った自分を見てびっくりです。
やはり、プロは凄い‼︎

プロには及ばずとも、メークをする事で元気になるのは間違いありません。

主人になんと言われようと元気のもとになるメークの力を改めて思ったのでありました。

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