海が大好きな主人は50代の時にダイビングのライセンスを取得しました。
それ以来、沢山の美しい海に潜っております。
そしてその中でも大好きなのが、沖縄の海。
私も主人にお伴して何回も沖縄に足を運びました。
訪れる事が叶わない状況の中
10月に沖縄音楽フェスティバルが開催される事を知りました。
沖縄が恋しくて堪らなかった主人。
しかも沖縄の歌も大好きな主人です。
誘ってみると予想通り、二つ返事で「行く」との事(笑)。
そして、2人して出かけたのが先週です。
感染者も落ち着いてきた今月の開催は本当にタイムリー!

沖縄のベテランの歌手、古謝美佐子(こじゃみさこ)さんが歌い上げる沖縄民謡。
石垣出身の石垣ゆいさんの美しく透明感のある
やさしい歌声。
圧倒的な歌声にただただ聴き入るばかりだった奄美大島出身の元ちとせさん。
御三方の歌が色々な事を思い出させてくれました!
沖縄の空、海、風の匂い。
美しい夕焼け。
石垣島に滞在中に遭遇した台風。
真っ暗な夜の闇の中で激しく降る豪雨。
海に落ちる稲妻。
宮古島のどこまでも続く砂浜と青い青い海。
辛抱強くサンシンを教えくれた奄美大島の古老の方の優しい笑顔。
歌によって、沖縄を改めて旅しているような…とても満ち足りた幸せな気持ちになれたのです。
歌にはパワーがある事を再認識しました!
沖縄ロスの主人を楽しませるのが目的だったのですが、私の方が主人以上に楽しんでおりました。
シンガーの古謝さんがコロナ禍でおよそ2年ぶりのコンサートで、しかもいつもは大ホールなのだけれど、今回は入場者の制限があって100人のお客様のみとおっしゃっていました。
ああ、なんと贅沢なコンサート。
コロナ禍だからこその稀有なコンサートだったのでした。