2020年08月


本当に毎日暑い日が続いております。
思考がフリーズするくらいの酷暑。

感染者数も落ち着かず、
マスクをして出かけるが躊躇われる暑い日は
やはり読書。

今年は本当に沢山の本を読む事ができます。
悪いことばかりではないと前向きに考えましょう
(笑)


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最近読んだのはこちら。
人気作家の伊原幸太郎さん、湊かなえさんの最新作。
勿論面白い。

いつも独特の切り口でうならせてくれる
伊原幸太郎さんの逆ソクラテスは
期待を裏切らない面白さ。


でも今回はこちらの2冊をご紹介。
一つは、90歳セツの新聞ちぎり絵

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新聞、雑誌で沢山紹介されているので
ご存知の方も多いと思います。

木村セツさん
90歳になられてから
新聞のちぎり絵を始められました。
素晴らしい作品が沢山並んでいます。


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切った新聞の写真をご自分の感性で根気よく貼り合わせていく…

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平坦ではなかったセツさんの人生も紹介されていて
それを読んでから作品を見るとまた違ったものが
見えてきます。

セツさんの1番のお気に入りはこちら
ブロッコリーだそうです。
よーく見るとところどころに印刷した文字が…
でも全く気にならない!

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私が惹かれたのはこちら。

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どれもちぎり絵とは思えない。
まるで絵のよう。

時間を忘れて、夢中になってしまうとセツさんは
語っていらっしゃいます。

いくつになっても
夢中になれる事は見つけられるよと
セツさんに教えてもらった気がします。


2冊目はこちら
感染症の世界史。

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この本は2014年に創刊。
このような事態になる前に出版されていたからこそ
読んでみたいと思った本です。

私達人間がこの世に誕生してから常にウィルスの
脅威に晒されていた事、過去の戦争でも集団で
行動しているゆえウィルスで亡くなる人の方が
戦死者よりも多かった事などなど…

初めて知る事ばかり。

長い歴史の中でウィルスは常に私達人間の
身近に存在していたのだと知って
冷静に今の状況を見る事が出来るようになりました。

便利な生活を追い求めた結果、環境破壊が進んだ事も
ウィルスを引き寄せた原因。

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本に載せられていたこちらの写真を見た時も
ああ…と声が出ていました。

これからも新たなウィルス出現は否めませんが
乗り切っていける人の力を信じたいと
強く強く思ったのでした。










前回のブログで歌舞伎座初日のお話をしましたが、
何せ5か月ぶりの歌舞伎座でしたので、劇場の
周辺にあるお店がちゃんと開店しているか
気になってちょっと歩いてみました。


歌舞伎座正面から出て左に曲がると
歌舞伎役者さん御用達のお店が沢山並んでいます。

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ご存知文明堂。
歌舞伎座横に鎮座しておりますから
歌舞伎座仕様のお菓子が沢山あります。

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コーヒーとケーキが美味しい茜屋珈琲店。
お店の雰囲気が好きで時々行きます。

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美味しいおいなりさんを売っている大好きな
白金やさん。
一口サイズなので何個でも食べられます。
色々な種類があるので全部制覇したくなること
間違いなしです(笑)
歌舞伎役者さんの差し入れにもよく使われます。

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実はこちらはまだ行った事がないのですが…
いつか行きたいお店の一つです。
オムライスが美味しい超有名店、you。
いつも行列が…
うーむ、この状況でも列が出来ていますが…
ソーシャルディスタンスは(笑)⁈

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イマカツさんも営業中。
こちらのささみのカツが大好きです。
ささみとはおもえない柔らかさ、一度食べたら
ファンになってしまいます!

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そしてこれまた有名なサンドイッチのお店。
特大のサンドイッチが看板。
残念ながらこちらもまだ行った事がありません。
もう既にソルドアウトで閉店でした。

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テレビで紹介される事も多く、有名人の方の
色紙が並んでいます。

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ご主人がメッセージがいつも飾られています。

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私が開店しているか1番気になっていたのがこちら。
歌舞伎座の裏にある小さな小さな和菓子屋さん。
よそ行きばかりのお店が多い中
なんだかホッとできる貴重なお店です。
歌舞伎の後に時々立ち寄ります。

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こちら二つは並んで昭和通りを挟み歌舞伎座の
向かいにあります。

皆様ご存知のナイルです。
ナイルのご主人は歌舞伎好きでも有名。
何かのイベントで歌舞伎役者さん達と一緒に
歌舞伎座の舞台に立たれていた姿が凄く印象に
残っています。

レストラン早川は昭和11年に創業の老舗洋食店。
このレトロな雰囲気にそそられます。

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なぜ歌舞伎座周辺のお店が気になったかというと
木挽町辨松さんの事があったからです。

創業してから152年、歌舞伎座の正面にあり
沢山の歌舞伎役者達、歌舞伎座のお客さんに
愛され続けていたお弁当屋さん。

なんとコロナの影響で4月に閉店してしまいました。
歌舞伎座と深い結びつきがあっただけに
残念でたまりません。
閉店の時は歌舞伎も休業中。
ステイホームの時期でお弁当も買いに行く事が
出来ずで本当に心残りです。

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お店の中はがらんとしていて何もありません。
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そんな事を思いながら有楽町駅まで向かう途中で
見つけたのがこちらのお店です。
キットカットのチョコラトリー。

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チョコレート、カカオに因んだものを
提供しているお店。
なかなか面白そうです。

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新しいお店、目新しいものもどんどん出来て
おります!


辨松さんのような老舗や今までびくともしないと
思っていたものがこの状況の中で
どんどんなくなっています。
なんとも言えない気持ちになります。

でも歌舞伎座周辺を歩いて
多くのお店は今まで通りそこにあって
前と同じ様に営業している事が確認できました。

ホッとすると共にエールを送り続けたいと
思いました。

ガンバレ!!



本日初日です。

御察しの通り歌舞伎座です。
8月1日歌舞伎座が5か月振りに再開しました。

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再開が決定されたのは緊急事態制限が
解除された後です。

でもご存知のように新宿の小劇場でのクラスターの
発生、このところの感染者増加などがあり
正直どうしようか迷いました。

実は先日、歌舞伎の講義で教えて頂いている
常磐津の鈴木先生(ゆうゆうの紙面にも出て頂いた)
からメールを頂きました。
舞台にのらずこんなに長い間歌わなかったのは
はじめてで調子が狂ってしまった事、
親しい松本幸四郎さんがこの状況であらゆる媒体を
使い奮闘しているので応援して欲しいと…
先生のメールが私の肩を押してくれました。

そうです…
歌舞伎座の事ゆえ、感染拡大防止対策に
ぬかりはないはずです。

そして何より大好きな歌舞伎が見たい。
よーし…
いざ歌舞伎座です。

銀座から歩いて歌舞伎座に向かいました。
うわぁ見えてきました。
歌舞伎座。
お久しぶり…と思わず声が出てしまいました。

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8月公演は
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初の四部制で、演目は
連獅子
棒しばり
吉野山
与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)

四部制はリスクを少しでも軽減する為です。

吉野山と与話情浮名横櫛を見ます。

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さあ、劇場入場です。
通い慣れているのに(笑)、ワクワクドキドキです。

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この状況で歌舞伎座もはじめて尽くし。
入り口で検温とアルコール消毒は勿論のこと
各自で切符を切ります。

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筋書き販売はないので、入り口においてある
簡単な筋書きはご自由にどうぞ。

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幕間いわゆる休憩時間無しで、劇場の
お店は全て閉まっています。

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勿論劇場内で食事を取ることもできません。
一幕立見席も無しです。
ついでながらイヤホンガイドの貸し出しも
ありません。

三階席で見るとわかりやすいです。
席は全て一つおきです。
採算は度外視。
まずは劇場を開ける事!

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芝居が始まる前に演目の主役を務める役者さんの
挨拶があり幕が開きます。
これもはじめて。

拍子木が鳴り、幕が開きます。
お客様から割れるような拍手。
私自身も久しぶりの歌舞伎に
とても興奮して、必死に拍手をしていました。

あっ、舞台上では役者さん以外の全ての人が
黒いマスク…
でもすぐに慣れてしまうから不思議です。

いよいよ役者さんが舞台に。
大きな拍手が…

感染予防の為大向こうもかけれませんが…
お客様ひとりひとりが役者さんの屋号を
叫んでいたと思います。

一回、一幕で1時間あまり。
あっという間ですが、この状況で
生の舞台を見る事ができた事に本当に感謝です。

さて舞台終了後、密を避ける為に
列ごとに退場です。


お客さんが居なくなるとすぐに
消毒専門業者の方が客席に入って行くのが
見えました。
うーむ、やはり歌舞伎座!!

どうぞ1人の感染者もなく
千秋楽まで舞台がつづけられますように!

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この状況が収束するまでは、演劇を主催する側
そして見に行く私達も常に判断を迫られます。
勿論それは演劇に限った事ではありませんが…

でも大好きなものや大事なものは
ずっとずっと残り続けて欲しいと改めて
思います。






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