本当に毎日暑い日が続いております。
思考がフリーズするくらいの酷暑。
感染者数も落ち着かず、
マスクをして出かけるが躊躇われる暑い日は
やはり読書。
今年は本当に沢山の本を読む事ができます。
悪いことばかりではないと前向きに考えましょう
(笑)
最近読んだのはこちら。
人気作家の伊原幸太郎さん、湊かなえさんの最新作。
勿論面白い。
いつも独特の切り口でうならせてくれる
伊原幸太郎さんの逆ソクラテスは
期待を裏切らない面白さ。
でも今回はこちらの2冊をご紹介。
一つは、90歳セツの新聞ちぎり絵
新聞、雑誌で沢山紹介されているので
ご存知の方も多いと思います。
木村セツさん
90歳になられてから
新聞のちぎり絵を始められました。
素晴らしい作品が沢山並んでいます。
切った新聞の写真をご自分の感性で根気よく貼り合わせていく…
それを読んでから作品を見るとまた違ったものが
見えてきます。
セツさんの1番のお気に入りはこちら
ブロッコリーだそうです。
よーく見るとところどころに印刷した文字が…
でも全く気にならない!
私が惹かれたのはこちら。
どれもちぎり絵とは思えない。
まるで絵のよう。
時間を忘れて、夢中になってしまうとセツさんは
語っていらっしゃいます。
いくつになっても
夢中になれる事は見つけられるよと
セツさんに教えてもらった気がします。
2冊目はこちら
感染症の世界史。
この本は2014年に創刊。
このような事態になる前に出版されていたからこそ
読んでみたいと思った本です。
私達人間がこの世に誕生してから常にウィルスの
脅威に晒されていた事、過去の戦争でも集団で
行動しているゆえウィルスで亡くなる人の方が
戦死者よりも多かった事などなど…
初めて知る事ばかり。
長い歴史の中でウィルスは常に私達人間の
身近に存在していたのだと知って
冷静に今の状況を見る事が出来るようになりました。
便利な生活を追い求めた結果、環境破壊が進んだ事も
ウィルスを引き寄せた原因。
本に載せられていたこちらの写真を見た時も
ああ…と声が出ていました。
これからも新たなウィルス出現は否めませんが
乗り切っていける人の力を信じたいと
強く強く思ったのでした。