10月27日から始まった秋の読書週間にちなみ
今回は本のお話しです。
沢山の本を読みたくて昔から図書館も
おおいに利用しております。
これは、2008年から始めた読書記録のノートです。
幼い時から本を読む事が大好きでしたが…
夏休みの読書感想の宿題以外で本の感想を
綴る事は皆無でした(笑)
でもある時、読んだ本の記録をしようと思い付き
気軽な気持ちではじめたのがこのノート。
そして気がついたら今年で11年目になりました。
読み返すとその時の自分のこと、時代のことを振り返る事が出来、面白い記録になりました。
そしてノートに記録した最新の読書感想の
本がこれです。
月村了衛さんの「騙す衆生」
読み初めてすぐ、不穏な雰囲気で
これは最後まで読み進められないと思ったのですが…
豊田商事の事件を下敷きに、平成の大事件も
取り込み、主人公が時の権力者を騙しつつ
登りつめてゆくさまに魅せられ、
一気に読破してしまいました!
そしてもう一冊は全く趣きの違う本。
「ミャオ族の刺繍とデザイン」
こちらの本は図書館で手に取りあまりの
美しさに思わず借りてしまいました。
中国のミャオ族の素晴らしい手仕事の数々。
ページをめくりながら
刺繍、染め、デザイン、その圧倒的な
素晴らしさにため息が出てしまいました。
残念なことにこれらの手仕事を
継承する人達が少なくなっているとの事。
伝統工芸の存続が難しくなっているのは
いずれの国も同じ。
素晴らしい手仕事の数々が末長く受け継がれて
いきますように…