2019年02月
東京駅八重洲の夜の梅
今月の歌舞伎座、顧問の三十三回忌追善公演 !
今日28日が千秋楽の2月の歌舞伎座の公演です。
今月は尾上辰之助(おのえたつのすけ)さんの
三十三回忌追善公演。
辰之助さんには学生時代に所属していた
歌舞伎研究会の顧問をお願いしていました。
気さくなお人柄、大変な読書家、
芝居の事は勿論ですが色々な事を
よくご存知で素晴らしい役者さんでした。
お会いするのがいつも楽しみでした。
辰之助さんの大親友である尾上菊五郎さんや
中村時蔵さんにも会わせていただきました。
本当に贅沢な学生時代でした。
ところが1987年に40歳の若さで
お亡くなりになりました。
その時のことは忘れられません。
劇場の入り口に飾られていた遺影に
手を合わせて舞台を拝見しました。
辰之助さんゆかりの演目
「義経千本桜 すしや」でいがみの権太を
「名月八幡祭」で主人公の縮屋(ちぢみや)新助を
辰之助さんの息子さんの松緑さんが演じられて
いました。
松緑さんの新助は鬼気迫るものがありました。
昼の部の「暗闇の丑松」で
丑松を演じられた菊五郎さん
夜の部の「熊谷陣屋」の熊谷次郎直実を演じられた
中村吉右衛門さん本当に素晴らしかった!
お孫さんの左近さんの活躍も辰之助さんに
見て頂きたかった…
何人かの役者さんが辰之助さんが元気で
いらしたら今の歌舞伎界、今とは違ったものに
なっていたと思うとおっしゃっていましたが…
私も全く同じ事を思っております。
世界らん展、東京ドーム
41種類の蘭の種類別でそれぞれ1位に輝いた
蘭の数々。
パンダトレバーラスボーン、ブラックパンサー
そしてその41種類の種類別で
1位を取った41の蘭の中から
日本大賞がひとつ決められます。
今年の日本大賞はこの蘭です。
パフィオペディラム エメラルドゲートグリーン
グローブ
受賞の決め手は、深い黄色の美しい色彩と
整った花の形とのこと。
賞を受賞する花を育てる事は
とても難しくて
根気の要る事なのでしょう。
とても真似出来ません。
こちらは優秀賞の作品
こちらは優良賞の作品
ところでこちらの蘭、凄く地味ですが
会場の蘭の中で一二を争うお値段とか…
ちょっとびっくり‼️
凄く貴重でなかなか手に入らないのでしょう。
こちらは92歳の女性の方の作品。
毎年賞を取られているとのこと。
素晴らしい!
会場には假屋崎省吾さんの作品もありました
個別部門の他に
フレグランス部門
ディスプレイ部門
フラワーデザイン部門
バイキングバスケット部門がありました。
ディスプレイ部門は見応えがありました。
薔薇と同様に蘭も華やかで豪華。
多くの人を惹きつける花だと改めて実感しました。
2月22日まで開催されています。
江戸時代のジビエ ももんじ屋さん
両国にある享保3年(1718年)から続く
ももんじ屋さんに行ってきました。
寒い時期になると仲良しの友人と
話題になっていたお店です。
ももんじ屋さん今で言うなら
江戸時代のジビエ料理のお店。
なんと猪のなべ(ぼたん鍋)がメインです。
猪を食す。なかなか思い切らないといけなくて(笑)
のびのびになっておりました。
実は私めは今年、年女。
今年猪を食べてみようと思い立ったことも
きっかけになりました。
伺った日は寒くてまさにぼたん鍋にはぴったり。
歴史のあるお店。
お店の横の立て札に
お店の詳細が記されております。
猪は、山クジラと言ったのですね!
うわぁ、お店の前に猪さんが…
凄いの一言。
かなりの衝撃を受けつつ友人とお店の中に
入りました。
この猪はお店の方に伺ったところ薫製とのこと。
でもかなりのインパクト‼︎
ほとんどのお料理を網羅している
野獣肉コースを注文しました。
このネーミングも凄いです。
先付、猪なべ、鹿のさしみ、鹿の竜田揚げ、熊汁。
えっ、熊汁です。
さあいざ実食。
上は猪鍋の材料。
八丁味噌がたっぷり入った猪の鍋。
恐る恐る口に入れます。
八丁味噌の濃厚な味が猪のお肉に程よくからまり
なかなかの美味。
友人とおいしを連発。
鹿のお刺身。
これは最近頂けるところが多くなっているかも…
これがなかなか手強かった熊汁。
初めて頂く熊のお肉です。
これは好き嫌いが分かれるところかもしれません。
やはり濃厚でちょっとクセがあります。
一緒に行った友人とは、美味しかった
また行こうと意見が一致。
今年から寒い時期の定番のお店になりそうです!
番外編
両国
お店のある場所は両国。
街のあちらこちらに
お相撲関係のオブジェがあります
両国駅の構内もちょっとした博物館。
これ駅構内です。
両国駅の歴史が辿れます。
いまは使われて駅の階段に立派なお雛様まで
ありました!
改札口には力士のお写真が並び
力士の手型もあります。